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Windows Updateが行えるようにインテル RST RAID ドライバーとrepair.batを使う
月曜夜にリカバリーの成功と無線lan環境の確立を喜んだのもつかの間、火曜夜にWindows Updateで「更新プログラムの確認」をすると、「現在サービスが実行されていないため、Windows Updateで更新プログラムを確認できません。このコンピューターの再起動が必要な可能性があります。」とのメッセージが出ることを発見した。パソコン教室「ぱそこんる~む123」2014.02.11を参考にして、インテルR ラピッド・ストレージ・テクノロジー (インテルR RST) RAID ドライバーから「 RAID ドライバー」ファイル名:iata_cd.exeをダウンロードしてインストールしたのに、解決していない。

水曜夜に2つの作業で成功した。

1.iata_cd.exeバージョン11.6.0.1030の入手先リンクからiata_cd.exe(12.41MB)をダウンロード。iata_cd.exeを実行(自動でインストーラーが実行される)。

2.「repair.bat」ファイルを用いる方法を参考に、「repair.bat」ファイルを作成。作成した「repair.bat」ファイルを右クリックし管理者として実行。

本記事と先日の記事6年ものVAIOに換装したSSDをリカバリーするためにIntel Rapid Storage TechnologyとLinux(Ubuntsu)を使うをもって、1週間以上も私の胃を固くさせた問題は収束した。非AFTディスク(512bytes/sector)のHDDから、AFTディスク(4096bytes/sector)のHDDに交換した場合に起こるAdvanced Format Technology(AFT)問題がSSDでも生じたのである。Intel Rapid Storage Technologyを導入することで解決するが、重要なことは、特定の古いバージョンに限定されることである。リカバリー最終段階の問題「このコンピューターのハードウェアで動作するように Windows を構成できませんでした」に対処するのはRAIDドライバーのバージョン 9.6.0.1014。これはF6ドライバーである。インストール用の.exeファイルもダウンロードできる(先達の教えに従い、.zipファイルを展開し、ある.sysファイルを更新することで成功した)。Windows Updateで「更新プログラムの確認」をすると生じる「現在サービスが実行されていないため、Windows Updateで更新プログラムを確認できません。このコンピューターの再起動が必要な可能性があります。」に対処するのはRAIDドライバーのバージョン11.6.0.1030である。「 F6 and RAID BIOS configurations need to be performed prior to installation of this driver for proper operation.(このドライバーが正しく動作するには、インストール前に F6 インストールおよび RAID BIOS 構成を実行する必要があります。)」とある。





以下は、成功に至るまでの足跡。

火曜夜、胃が固くなるのを意識しながら、ネット検索する。パソコン悪戦苦闘記録2014年07月08日に、
ファイル名: iata_cd.exe
バージョン: 11.6.0.1030
日付:2012.09.13
というファイルをダウンロードすることにしました。よく探すと、これよりも新しいバージョンが出ていたのですが、このファイルでの解決事例を信じて、これにしました。
という情報を見つけた。この方、「「多くの場合、この状態は HDD を交換したコンピューターで発生しています。これは Windows Update 自体に直接的な原因があるわけではなく、HDD の適切なドライバーが適用できていないことが要因です。」という解説もなされています。」という洞察力を見せつけながら、情報源は与えてくれていない。
パソコン教室「ぱそこんる~む123」2014.02.11を参考にしてインストールしたのは、
ファイル名: iata_cd.exe
バージョン: 11.7.0.1013 (以前のバージョン)
日付: 2012/12/03
である。パソコン修理・組立実績ブログ2014.06.23のインテルHPの写真を見ても同じバージョンに見える(写真がクリアでない)。
ちなみに、リカバリーのためにインストールしたSTOR_all64_f6flpy_9.6.0.1014_PV.zipは、
バージョン: 9.6.0.1014 (最新)
日付: 2010/03/19
であった。明日は古いバージョンを探すことにしよう、と思いながら寝た。

現在、水曜朝。昨晩見つけたブログを読み直すと最後に重要な情報があった。
 インストール直後の初期状態では、Windows起動直後はIRSTのプログラムが起動されず、しばらく経ってから起動されます。そこでWindows起動直後にIRSTを起動させるにためにもう一つ設定します。
「コントロールパネル」
  ↓勝手に追記「システムとセキュリティ」
「管理ツール」
  ↓
「サービス」
  ↓
「Intel(R) Rapid Storage Technology」のプロパティ
  ↓
スタートアップの種類を、「自動(遅延開始)」から「自動」に変更。これで設定完了です。
「自動(遅延開始)」から「自動」に変更するには、一覧の中の名前をダブルクリックし、プロパティで変更する。(パナソニックパソコンサポート

さらに情報を漁った結果、Windows Update サポート チーム (日本)25 Jul 2013が上記の情報源であることがわかった。iata_cd.exeバージョン11.6.0.1030の入手先リンクも明記してある。バージョン11.7.0.1013がリリースされた7ヶ月後の記事で以前のバージョンを案内するということは、こちらを使えということであろう。早速iata_cd.exe(12.41MB)をダウンロードさせていただく。

Windows Updateのプロパティについて、パソコンFAQは:
スタートアップの種類で「自動(遅延開始)」を選択して [適用] をクリックし、[開始] をクリックします。このあと、再度 Windows Update の画面を開き直すと、正しい表示に切り替わります。

リカバリーでなくシステムイメージを用いた場合の解決策がKerosoft : Modus Operandiにある。今回は使わないことを願うが、特定の古いバージョンだと動作するドライバーに言及してある。HDDだけでなくSSDにも起こりうることも。

AFT問題とは別に生じる事態への対応として、「repair.bat」ファイルを用いる方法も紹介されている。

水曜夜の流れ:
1.iata_cd.exe(バージョン: 11.6.0.1030)の実行。新しいバージョンを以前のバージョンに置き換える許可を求められる。
2.サービス「Intel Rapid Storage Technology(我が家はなぜかカタカナ表記)」のプロパティ。スタートアップの種類を、「自動(遅延開始)」から「自動」に変更。
3.「repair.bat」ファイルを用いる方法を実行。
4.Windows Updateを実行。5つの重要な更新を実施。
5.サービス「Windows Update」のプロパティ。スタートアップの種類で「自動(遅延開始)」を選択して [適用] をクリックし、[開始] をクリック。
6.Windows Updateを実行。1つの重要な更新を実施。

iata_cd.exe(バージョン: 11.6.0.1030)を適用しただけでは解決しなかった(「repair.bat」ファイルを用いる方法が合わせ技として必要だった)。iata_cd.exe(バージョン: 11.7.0.1013)を適用した状態に「repair.bat」ファイルを用いる方法を実行しても解決できたかどうか。これは検証していない。
by azsci | 2015-06-27 11:20
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